17日マイケルが帰る予定だった日

 16日はシアターから出て、Pたんとはぐれたが、さすがにホテルに戻り、久々に昏々と眠る。
Pたんも帰るつもりでいたが、ヘンペルホテルに行ったらマイケルのお手振りが見れたそう。ヨカッタね〜、老体には無理じゃよ。(急に老人ぶって自分を誤魔化シテミル)

テレビさえ見なかった。youtubeって便利。検索するとどんどん出てくる。
 朝食を取り、今日はロンドンを離れるだろうマイケルを見送りに朝一でマイケルのホテルへ向かう。(健気やな〜)
 マイケルは17日の10時には出発するという話で実際にセキュリティの動きや車の移動もそんな様子だったので、マイケルをお見送りした後は、ロンドン何故か4回目にして観光を殆どしたことがない私、初ロンドンなのにマイケル村しか見ていないPたん、あいにくの雨が降ったり止んだりのロンドンらしい天候ではあったが「マダムタッソーの蝋人形館」とか美術館系行きたいね〜と楽しい計画をしていました(が、ガイドブックを持参していないとうこの矛盾)。
 ところが、この日、マイケルの車が今にも出るかという動きがあったにも関わらず、ぐるっと回って戻ってただの移動だったり、セキュリティが慌しくファンの様子などを確認しているかと思いきや全然マイケル様は出て来ない!!
で、またその場の仕切り人にマイケルに手紙を渡して、と言いに行くついでに「マイケル、いつ出て来るの?まだ寝てるんですかね?」と聞く。「あ〜、(ちょっと言いにくそうに)そう、寝てるんですよ」。(ガックリ)
え〜。こんなんじゃ観光できないし、雨もヒドイし第一寒いし、お腹も空いた(ツライ)。
この日のフライトで帰国するという海外組ファンも泣きそうになりながら「Michael Wake Up!」など叫んでみたり、レ・ミゼラブルな感じに。
 とりあえず、雨で寒すぎて耐えられないので、その場の雰囲気からどう見ても1時間やそこらは動きがあるように見えなかったので食事に行くことに。
何故か近くにあったのはギリシャ料理のレストラン、久々、人間らしい食事を取り、一息つくと何故か足がヘンペルホテルへ戻ってしまう。
そんなことでこの日は日が暮れるまで無駄に雨の中をロンドンの聞いたことのないホテルの前で立っていた。
夕方17時半。マイケルは今日は動かないという結論に至る。朝から8時間、車やセキュリティがワサワサ動くのを眺めるというだけに終わったのか、と思うとちょっと辛すぎるのでせめてマイケルも大好きな高級デパートハロッズに行こうと言うことで突然ハロッズへ。都会に出れて何だかホッとした。マイケルの行ったというおもちゃ屋さんなどでほっこり。地下にあるダイアナさんの慰霊碑は今でも沢山の人が訪れていた。閉店後、向かい側にあったティールームでお茶をしてホテルへ帰る。癒された。明日はマイケルのお見送りは諦めて少し観光してから帰国しよう。