マイケル・ジャクソンの弁護士、M・ゲラゴス氏は、この訴えの2003年2月7日から2003年3月10日に7件と2件の児童虐待サンタバーバラ郡において行われたとしている期間にマイケルは不在だったと述べた。マイケルは2月の初め、自宅ネバーランドに不在、マイアミにいたと述べたことが昨日FOXニュースで報道されたが、元々、バシールの「LIVING WITH MICHAEL JACKSON」(日本テレビマイケル・ジャクソンの真実」)がオンエアされて世間の注目とメディアによる疑惑が噴出し、調査が行われたというのにあり得ない期間であることは明らかで少し考えれば誰もがおかしいと気がつくはずであり、先月のラリーキングライブでもその辺りの事からゲラゴス氏が予備審問で終わると思うと語っていたのだが、幾つか今更のように伝わってきている報道を見ると公判に行かないというのは(検察側の異常なまでの執拗さのために)甘い考えだったのだろうかとも受け取れる。ひとつはAP通信サンタバーバラ郡には黒人が少なすぎる、今回の裁判が行われるサンタマリアのマイノリティは労働に忙しく陪審員になりたがらない、裁判の公正さから考えると少なくともマイケルを支持する黒人の割合が公平になるだろうLAやSFで行われるべきという素人でも即、気がつく明らかな話が伝えられた。既に今回の裁判の保留中にヒスパニック系の陪審員が外されていたことを裁判官が知るところになったという話もある。ただマイケル側はスネドン検事との対決を望んでいるということとこの問題を人種問題化したくないということなので地域を変えての裁判に積極的にはなれないのだろうが、この手の話が今更出てくるということ事態に今まさにバトルが行われている背景を感じる。またスネドンと同じく10年前から執拗にマイケルを追う、リポーター、ダイアン・ダイアモンドは最初からこの事件をリードして検察側情報をいち早く握っていたのが明らかで、ジャクソン・ファミリーの代理人ブライアン・オックスマン氏はこの2人の関係には何かあると話したことで、ダイアンはスネドンと不倫の関係にあると噂を広められ侮辱されたと言っているなどという泥試合も演じられている。伝わってくるこういうゴタゴタの一部だけでもうんざりさせられるのにマイケル本人の今の心中を思うと複雑な想いがせずにはいられない。


先日、報道されたNOI(ネイション・オブ・イスラム)がパーティを仕切っていたという報道の一部は本当だったらしく、深刻な脅迫状を受け取っていたためマイケルの身の危険を感じたジャーメインとティトはセキュリティとして彼らを雇ったという事だったが、明らかにマイケルは彼らの仕切りっぷりにウンザリしていて辞めさせたがっていたという。
またAFPインタビューにおいてスチュアート・バッカーマン氏はUSプレスに大変失望したと語った。「マイケルに対する好感度が下がったことで辞めたようなことは全くない。そんな事は真実ではない。彼のことが大好きだし、信じている。彼を傷つけるようなことは決してしないだろう。」また「私は私の立場をはっきり理解するのに時間が必要です。」とも語っている。