MJのパーソナルドクター殺人容疑で逮捕へ

当初から言われてはいたことだがマイケルの、ロンドン50回公演に向けて、その健康維持の為にこの5月からプロモーターを通して雇われていたマレー医師が殺人(業務上過失致死と思われる)容疑で逮捕されると発表された。
MJは致死量の強力な麻酔プロポフォールを投与されていたことが、調査結果により判っておりロサンゼルスチーフ検屍官Sathyavagiswaranは24日この法廷文書の封をヒューストンで切った。
マレー医師は、6月25日MJの側にいて、不眠症を緩和させるためとして25ミリグラムのプロポフォールを含む複数の劇薬を投与したという疑い。


何にしてもとんでもないヤブ医者であることだけは間違いない(悔涙)

追記1、ニュースコピペ

マイケルさん死因、薬物の複合使用…医師訴追へ

8月25日8時27分配信 読売新聞
 【ニューヨーク=吉形祐司】急死した米歌手マイケル・ジャクソンさんの死因について、AP通信は24日、カリフォルニア州ロサンゼルス郡の検視局が、薬物の複合使用と結論づけたと報じた。

 同日明らかになった裁判所の資料でも、同検視局は「致死量レベル」の強力な麻酔剤プロポフォールの使用を死因と指摘している。

 投与したマイケルさんの専属医、コンラッド・マーレイ氏が、日本の過失致死に当たる容疑で刑事訴追される可能性が高まった。

 裁判所の書類は7月22日付。テキサス州ヒューストンの捜査官が、マーレイ氏の診療所の家宅捜索に当たって裁判所に提出、「致死量レベルのプロポフォールが死因」との検視局の見解を盛り込んだ。

 マイケルさんの不眠治療を担当していたマーレイ氏は、毎晩50ミリ・グラムのプロポフォールを投与していたが、中毒症状が出始めたため分量を25ミリ・グラムに減らし、別の薬と併用した。

 マイケルさんが急死した6月25日には、午前1時半から約9時間にわたり、鎮静剤のバリアムやロラゼパムなど5種類を使用した後、マイケルさんの求めに応じてプロポフォール25ミリ・グラムを投与した。マイケルさんはその後、眠りについたが、マーレイ氏が2分ほどベッド脇を離れた間に呼吸が停止していたという。

 カリフォルニア大学サンディエゴ校医療毒理学部のリチャード・クラーク学部長は「通常、病院外でプロポフォールは使用しない。他の薬は睡眠薬として一般的だが、複合使用は危険だ。次々と投与するのは病院の手術室や緊急外来だけで、寝室ではやらない」と話している。

追記2、AP通信の詳細レポート(既に既出の部分を省いて抜粋します)

ノースキャロライナ大学チャペルヒル校の麻酔学科主任のデヴィッドZvara博士はだれかが薬物療法のそのような組み合わせで死ぬのは、驚くようなことではないと言います。

こういうすべての薬物が相乗作用で作用するのだ。他の鎮静剤の上にプロポフォールを加えることでバランスを崩し、元気を失っていたジャクソンの呼吸と心臓止めることになったのだろうと、Zvara博士は言う。

カリフォルニア毒物コントロールシステムのサンディエゴ支社ディレクターのリーCantrellは、25ミリグラムのプロポフォールは「途方もない量ではない」と言いました。
ベンゾジアゼピンとして知られている、他の鎮静剤とのカクテルで、彼を追い込む引き金になったのかも知れない、とCantrellは言います。また、様々な薬物の相互作用について言及しながら「これはおぞましい多薬療法だ」と言い 「どんな医者もこのようには不眠症患者を扱わないだろう」と言いました。

7月20日に裁判官によってサインされた宣誓供述書は、検死官オフィスのチーフ監察医が、彼の予備の毒物学結果のレビューが「プロポフォールの致命的なレベル」を示すと警察に伝えました。

プロポフォールとその他2種類の鎮静剤以外に、検死官の毒物学レポートは体組織から他の物質を見つけましたが、それらは彼の死の要素であるとは思われていませんでした、と職員はAP通信に語りました。

供述書によると、マレーは、ジャクソンが運ばれたUCLA病院で、彼が投与した薬物ロラゼパムとフルマゼニルについて、抗不安薬かつ催眠鎮静剤だが多量の投与で悪く作用するロラゼパムについても彼は何一つ救急隊員や医師にも伝えなかった。

ロサンゼルス警察の刑事とのその後の尋問の間のみマレーは警察に対して、救急者を呼ぶに至った出来事についてより完全な報告を与えました、と供述書には書かれていた。

検死官のオフィスへの呼び出しは月曜日にはなされませんでした。 ロサンゼルス群弁護士のスポークスウーマンは事件は示されていないのでオフィスからは何もコメントすることはないと答えました。

プロポフォールの安全性と危険性の投与量については極めて狭いものです。また薬物ガイドラインによると、訓練された専門家はいつも患者の枕元に居なければなりません。プロポフォールの家庭での使用は実際には殆ど聞いたことがありません。
これは安全な管理と訓練された麻酔専門医と救命の設備の両方を必要とするものです。
マレー医師は「痛み」の専門医ではなく、心臓の医師として訓練された医師です。

マレーは捜査官に対して、一切プロポフォールを買いもしなかったし、注文もしなかったと供述していたが、彼が死んだ日にマレーが店から彼が投与したプロポフォールをラスベガス薬局で法的に購入したことも8月11日の家宅捜索によってはっきりした。
ジャクソン家は8月24日、法的な過程と捜査官の取り組みについて完全な自信があると言い「家族は、正義をなすことができる日が来ることを楽しみにしています」との声明をリリースしました。

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死因について追いかけずにはいられない、そのくせ死を受け入れていないという訳の分からない状況にいます。
あんなに元気だったのに自然死の訳はないというのは、当然のように思っていましたし、医者がついていて、こういうことになるのは、とんでもないモラルの低い医者であるというのも、勿論言わずもがなですし、不眠を訴える人に睡眠導入剤でなく、麻酔薬を投与とか、素人でもありえない処置だと分かることですし・・・。
ただ、私が、気になるのは、マイケルがそこまでひどい不眠症だったのか。というところ。
この部分をぐるぐるぐるぐる考えてしまいます。
私も長いこと不眠症で、8歳から29歳まで不眠症に悩まされていました。
それがどんなに辛いものか知っていますが、でも。
そして何か私に出来ることがあったはずだと思ってしまう
そう思うと、時を何とかして戻せないものかとか、非現実的な考えに支配されたり、叫びだしそうになってしまう。

東洋医学を知ってほしかったな。。。
ヨガとかじゃ駄目だったのかな。。。