MJコピーユニット

先週の土曜日、りーくんことbluetree率いるmj spirit (http://mj-spirit.com/)のライブを観に六本木morph tokyoへ行ってきました。http://www.morph-tokyo.com/live_schedule/2008-11/29.html
もたもたしていたので前売り券をゲットできず、当日券は3千円。今月お金使いすぎて苦しいのでちょっと高い。
前日に会場サイトから予約は入れたが返答もなく、正直、この日は17時まで仕事だったのもあって、行くかどうしようか迷ってしまいました。友人知人が行くのを知っていなかったら多分途中で行くのを止めて家に帰ってしまっただろうと思われます。 まあ、それでも何とか会場にたどり着きました。
が、会場の周囲はちょっとした人気アーティスト並に並んでいる。
え。
ここでも少し萎えそうになったのでした。
と、すぐに友人達を発見・・・気を取り直す。
かなりの人数なので会場のキャパを考えると並んでみたが入れないかもしれないな〜とも思いました。何とか入れましたが。

さて今日は1987年のbadツアーを再現するというから壮大な話です。

19時までは80年代のミュージックシーンを振り返る軽いノリの映像が流されていました。
これが何だかプロ仕様な映像編集でして、その技能にちょっと驚きましたね。(お金掛けてますな)
※映像の中にマイケルを追いかけて私自身が走っている映像があるのですが、これが編集でりーくんを追いかけてる映像にすり替えられていたのには目が点。まあご愛敬かな(?)

始まってみると本物さながらにみんな盛り上がって非常に満足した様子でした。
もちろん音源は本物のマイケルジャクソンのバッドツアーなわけですし、それに加えて、いつも夢にまで見ているあの衣装から振り付けから、仕草、顔の表情の端々までトータルコピーなわけで、私もすっかり気持ちは87年にタイムスリップして楽しみました。

時々、眼を閉じて、時々、mj spiritを観る。これが私流の正しいmj spiritの楽しみ方。
そうしているとあの時の空気感というか、においなのか感触なのか、そういう五感の記憶が甦るような何とも言えない感覚が胸に渦巻くのでした。

細かいことを言うと衣装は88年だし、ところどころデンジャラスツアーだったり、ヒストリーツアーだったりして、決して87年の完全コピーではないのでしたが、一番いいところを抜き出して使ってる辺り、かなり盛り沢山で贅沢なライブとも言えるかも知れません。
個人的にザ・ウェイ〜マンインザミラーが大好きだったし、ビリージーンもヒストリーバージョン、大好きなので、よいチョイスかと思いました。

あとりーくんがちゃんと関係者のみんなに気遣いをして声を掛けていたのでそこも感じよかったですね。大人になったなぁ。
本人忘れてると思うけれど数年前マイケル追っかけてみんなでNY行ったときなんかはまだ人に気を遣える子では無かったよなぁ(感慨)
とは言え、古くからのマイケルファンならよく知っている大御所級の音楽評論家の吉岡正晴氏をカメラクルーの一人として使っていたのには、なんとも・・・天然というか、さすがというか(苦笑)でした。

しかし、こちらはおかげさまでライブが終わってから懐かしい吉岡さんと少し話が出来て有意義でした。すっかり80年代にタイムスリップですよ。

なんと言っても吉岡さんと言えば、私が、いやあの頃のマイケルファンみんなが驚きと羨望で見た「日本人初マイケルの家で(スリラー期の)マイケルとツーショット」された方ですから。
当時はどっひゃあ!でしたね。

−若い人が多いのでBad Tour観た人はこの中では僅かなんだと思いますー。
−そうかー・・・。
じゃあみんな何処で好きになるんだろう。
ーそれがどうもほんの少しでもテレビなんかで映るとそれでファンになったりするんですって。

などと、そんな風な話とかをしたと思います。

でもエンシノのおうちの話で盛り上がりかけた(私が)ところで主催者に持ってかれてしまいました。
もう少し話したかったけれど残念。

でも、私たち、吉岡氏のブログにちょっぴり登場しちゃいました。
こちら
http://blog.soulsearchin.com/archives/002751.html
が、吉岡氏のブログ記事。

しかし私って無意識にも「書く人」に反応しちゃうらしい。
今頃自覚しました。

湯川れい子さんしかり、エイドリアングラントしかり。
自然と寄って行ってる(^^;)