BS熱中夜話

先月、(数々の苦難を経験してきたので慎重にしていましたが)幸せの絶頂とまではいかないまでも、徐々に盛り上がろうとしていた。ロンドン公演までに1か月を切った6月14日、「BS熱中夜話」という番組にお仲間たちと参加してきました。

http://www.nhk.or.jp/nettyu/2009/mj/0703/index.html

「公開オフ会みたいなものだよ」とか何とかって最初は聞いたので軽い気持ちでの参加でしたが、
結構、これが大変で、宿題のような膨大なアンケートに答えたり、担当者のインタビューに答えたり、何について聞くので、ここはこの辺を答えてくださいとか指示されたり、全然楽じゃありませんでした。

お弁当は出ましたが、交通費も自前ですし、収録は長いし、マイケルを盛り上げるため、という目的がなければとても協力できたものではありません。

まあ、ゲストのゴリさんが、いいコメントをしてくれていたのが、とにかく嬉しかったですね。番組をちょっとしか見ていないのでどこまで使われていたのか分かりませんが。

私はと言えば、カンペが出て、次だな、というところまで、心臓バクバク、咽カラカラって状態になっていたのに、結局、なぜか発言順さえ廻ってこなかったので、緊張損しましたよぅ。

昨日はその追悼バージョンの放送をやっていたので初めてちょっとだけ見ました。知人友人が出過ぎなのでとてもTVには見えず変な感じ。
それにしてもTV局や番組によった方針というか好みがあるようで、誰も悲しんでいなさそうなんですよね。悲しみの絵を撮るのが好きな局もあるんですが、NHKさんとかフジとかね、いつもファンが悲しんでる風味の絵じゃないんですね。


現地(LA)の報道の人は割と涙好きでしたね。泣いているとわっと寄って来て撮ろうとする。あとはマイケルをいつからどの位好きなのか、どういう存在でどう思っているのかを尋ねようとする。
日本のTV局のUS支局の人にもあちこちで会いましたが、日本の人は、マイケルに会ったことがあるかどうかとか、追悼式のチケットをどうするつもりかとか、入れたらor入れなかったらどうする、とか、今ゴイタイはうんたらとか、何だか実際的なことを聞こうとするみたいですね。


結構うざかったです。割といい人たちなんですけどマイケルにも好意的で。
でも笑顔でいて、そして無神経というか、
「追悼式に参加できるできないに一喜一憂するファンという絵」それを単純に求めている、その底の浅さが堪らなくなってしまう。なんだか同じ人種の人たちとは感じられませんでした。

7月7日の日もステープルセンターから出てきたところを日本のTV局の人たちが、すごい勢いで追いかけて来て「入れたんですか!!」とか走って追いかけて来たのですが。
だからって、なんなんでしょう。
私たちは記念のためや遊びで来ているんじゃないんですけど。


当日の現地MTVの放送。ちょっとレア&懐かしいマイケルの映像もちょこちょこ紹介してくれていますね。愛があります。
http://www.mtv.com/videos/news/407524/mtv-is-at-michael-jacksons-memorial-service-in-la.jhtml#id=1615325
音楽業界というか音楽ファンの人たちの反応は伝わる愛があって安心&癒されます。