FBIのマイケル・ジャクソンについての過去17年分の調査資料の一部が公開された

これは情報公開法に基づく請求があったため公表したとしている。

FBI連邦捜査局オサマ・ビン・ラディンを捕らえることが出来ないでいる間に、彼らはマイケル・ジャクソンのについての文書処理に追われていたのである。
FBIは、12月22日、1992年から2005年までのマイケルジャクソンの調査資料の7個のファイル(333ページ)を発表した。

実際のFBIのファイルサイトはこちら

以下は主だった資料の内容。
■「私の興味はマイケルの財産の半分が自分のものだということだ」 
1992年からのフランク・ポール・ジョーンズという男からの脅迫状ではジャクソン、ジョージ W. ブッシュ大統領アース・ウィンド&ファイアーの名前が書かれていた。
「自分はマイケル・ジャクソンコンサートで大量殺人を遂行するつもりである、必要なら、マイケルを殺害する」というもの。
しかし、この男のジャネット・ジャクソンに会う機会を得るという目的に効果をもたらすことはなかった。※FBIはこの男の手書きの手紙類を延々とファイルしている


■"My Phone Sex With Star"というポップ・スターのイギリスのタブロイド記事をFBIは、証拠立てるものを見つけることが出来なかったジャクソンの子供に対する性的虐待の1993年の訴訟の一部としてご丁寧に切り抜きしている。


■"Michael Jackson's Neverland Favorites An All Boy Anthology"という名のビデオテープが1995年に政府機関がテープを分析するために米国税関によって回収されている。
調査結果: テープの中身は完全に的外れだった。よって全く起訴されなかった。


■「何もなかった」 
これが、FBIが何度も何度もジャクソンのコンピュータを2003年から2005年の間、無罪放免の結果となった児童への性的虐待訴訟ケースで捜査し見つけたものの解答だ。


■マイケルジャクソンのPCはMacだった。
FBIによって突き止められたのは全てのPCがアップルコンピュータだったということである。


■「新ブラック・パンサー党として知られているメンバーは、ジャクソンが最初の出廷に現れた間、群衆の中に、黒いBDUs(戦闘の制服衣装)で盛装しているのがみとめられていた。
2004年の1件の「緊急」報告書は、FBIはマイケル・ジャクソン裁判、通称「テロのためのソフトターゲット」を取り締まることの支援を地方公共団体サンタバーバラ地元警察署)によって要求されていた。(が、FBIの調査ではテロの脅威はないとした)


キング・オブ・ポップ、マイケルジャクソンは運転免許証を持っていたのか!?キングじゃない普通の人と同じような運転免許なのか?はい、その通り。この人の微笑んでさえいる写真はこちら

参考:
EオンラインCNNロイター

こうして、FBIは、なんだかんだとずっとマイケルを監視し続けてきたわけで、マイケルには、プライバシーというものが、本当に無いに等しい状態だったわけだ。そういう話はマイケルが言っていたので知っている話ではあっても、実際に(こんな下らない資料)を延々作るために監視を続けてきたFBI、アメリカに寒気がしてしまった。

この状態でまともな精神状態を保つのは大変なことだし、アメリカでの生活や音楽活動がどんどん出来なくなっていくのも当たり前なのだ。
やっぱり彼らにとって上りつめすぎたマイケルジャクソンをどうにかして封じ込めようとしたその一端に見えてしまう。